徐々に収まりつつあるも、なかなか終わりの見えないコロナウイルス。
相変わらず外出もあまりしていないので、これといって紹介できるものもなく。
なので、昨年の今頃に行ったところですが、印象的だった清道闘牛場を紹介していこうと思います。
清道闘牛場は日本では味わえない闘牛というギャンブルを楽しめる場所。
大邱(テグ)から車で45分ほどの位置にある慶尚北道(キョンサンプット)の清道(チョンド)郡にあります。
かなり田舎な感じの場所にありアクセスはあまりよくはありませんが、頑張って行ってきました。
※現在コロナウイルスの影響で開催が中止となっています。
開催と闘牛について
闘牛場は基本的に毎週土日に競技が開催。
開催日には11時頃から14競技程が行なわれます。
競技は早く終わる場合や30分程かかる場合もある為、第2競技以降は時間が決まってなく、前の競技が終わると20分後くらいに次の競技が始まる仕組みになっています。
見るだけでも楽しめますが、ギャンブルとして楽しむことも可能。
勝負は青(チョン)か赤(ホン)のどちらの牛が勝つかを予想するシンプルなものです。
牛の肩の部分に赤か青かが丸く塗られています。
牛が一対一で勝負し、どちらかの牛がギブアップするまで行われる競技は5分のラウンドが最大6ラウンドまで行われます。
6ラウンドまでに勝負がつかない場合、競技は無効となります。
牛と牛の勝負は迫力満点!力で相手を押し出そうとしたりなど相撲を見ている感じの臨場感が味わえます。
せっかくなのでベッティングを。牛券の種類は?
競技を見るだけでもその迫力にエキサイトできますが、せっかく闘牛を見に来たのならベッティングにも参加してみたいもの。
しかし日本にはない闘牛なのでどのように賭けたらよいのか…。
全然わからないので場内のインフォメーションで買い方を教えてもらい参戦することにしました。
以下、簡単に馬券や車券ならぬ牛券の種類と買い方を簡単にご説明します。
単勝式
これは競馬などにもあるものなのでわかりやすいと思います。
勝者を当てるもので、闘牛の場合は赤の印を付けた牛が勝つか、青の印を付けた牛が勝つか、勝負が30分以上かかり無効になるのかを当てればいいので、3分の1の確率で当たります。
但し、3通りしかないので、オッズはかなり低く1倍台の払い戻しが結構あります。
無効の牛券はあまり売れないので穴ねらいには適しています。
複勝式
連続する2競技の勝者を当てるものです。
競馬などの3着に入れば当たりの、いわゆる複勝式とは異なります。
時間単勝式
これは勝者が赤か青か。更に勝者が何ラウンドで勝つかを当てるもの。
1〜6ラウンド(赤or青)、更に無効があるので全13通りから当てる事になります。
競技は2、3ラウンドで勝負が決する事が多いようで、2、3ラウンドで決着する牛券が人気で倍率は4倍前後くらいになっています。
こちらが見様見真似で買ってみた牛券です。
青の単勝式が売れに売れていたので、青が勝つのは間違いないなと、時間単勝の青が1ラウンドで勝利、青が2ラウンドで勝利するものを各5000ウォンを購入。
競技は青が1ラウンドであっさりと勝利。
当たった牛件は7.5倍もついてくれました。
競技のあとは競技場の隣にある清道闘牛テーマパークも見学して、そして岐路に。
大邱に寄ってマクチャンを堪能し、ソウルへ。
日帰りであわただしくもありましたが久しぶりに異文化体験をできた楽しい1日でした。