美味しいコーヒーが飲みたい…
コロナで最低限の外出しかしていないのでカフェにも行けてなく、最近飲むのはもっぱら家で自分で落とすコーヒーばかり。
自分が作る料理と一緒で出来上がる前からどんな味かわかっているから飲んでもつまらない。
先日、デリバリーで注文した某ファーストフード店のアメリカーノですら少々の感激を覚えてしまうくらい、美味しいコーヒーとはすっかりご無沙汰しております。
そんな美味しいコーヒーが飲みたくてうずうずしている私が今一番行きたいカフェを紹介します。
少なくとも個人的にソウルではコーヒーが一番美味しかったかなと思う場所です。
昨年の暮れに行ったので、その時の様子をご紹介します。
韓国の有名バリスタのソウル直営店
今回紹介するのは韓国のハンドドリップコーヒーの先駆者であるバリスタ、パク・イチュ(박이추)のカフェ「
ボヘミアン パク・イチュコーヒー 上岩洞(サンアム)店」。
パク・イチュはコーヒー好きからはかなり名の知れた40年近いキャリアを持つバリスタです。
環境条件と新鮮さにこだわった生豆だけを使った、コーヒーのロースティング技術には定評があり、水曜美食会でも紹介されたことのある実力者です。
1986年に日本でコーヒー留学した後、1988年ソウルにお店をオープン。
ミックスコーヒーが主流であった当時、ハンドドリップコーヒーの大衆化に貢献した人物のひとりで、2000年にお店を江陵(カンヌン)に移して営業を続けています。
ソウル市内にも上岩洞(サンアムドン)のDMC(デジタル・メディア・シティ)に直営店があり、ソウルでもコーヒー豆の生産から焙煎までにこだわった、独特のコーヒーが楽しめるようになりました。
カフェは「MBCモール」の2階、週末がおすすめ
お店はTV局が集まるDMCエリアのグルメ店が多く集まる「MBC MALL」の2階にあります。
お店は店内に会議室があるくらいで結構な広さ。この界隈は週末はわりと人が少ないのでお昼くらいに行ってもご覧の感じ。
市内で週末にゆったりとコーヒーを楽しめるカフェです。
柔らかくマイルドなハウスブレンドでまったり
メニューはコーヒー類に力がはいっているようでしたが、デザートもそれなりにあります。
コーヒーの価格はチェーン店よりは少々高め。
私はデザートには目もくれずハウスブレンド(6,000ウォン)を。
豆はグァテマラ、ブラジル、ケニヤ、コロンビアの4種類をブレンドしたもので、特有の酸味と香りを持つグァテマラとのど越しの際の味が印象的なブラジルなど豆それぞれの良さが引き立った一杯。
柔らかくマイルドな感じで苦味は適度に抑えられ、すっきりとした酸味が感じられました。
空いている店内でまったりとコーヒーを片手に、久しぶりに会った友達とおしゃべりしていたらあっという間に時間が。
コーヒー豆を買って自宅でも
カフェでは様々な自家焙煎のコーヒー豆も販売されていました。
せっかくなのでコーヒー豆を買って帰ることに。
苦味の強いコーヒーが好きなので深煎りのイタリアンブレンドをチョイス。
かなりの深煎りのようで、豆からは結構な量の油が。
袋を開けた瞬間から漂う豆の香りもかなり濃厚。
家で早速飲んでみました。
自分で落としたのに、美味しく感じられるのは豆がいいから!?
深い味と苦味がかなり強烈でインパクトがあります。
苦味が強いですが、嫌な後味が残ることはなくすっきり。
牛乳との相性も良く、カフェオレにして飲むのもおすすめだそうです。
お店で飲めばもっと美味しいんだろうなぁ…
コロナが終息したらいの一番に行こうと思います!