韓国といえばキムチ!というほど日本でもよく知られていますが、私はこれまでキムチをお土産にしたことがありませんでした。匂いや保存方法が心配で、日本でも買えるし、わざわざ…と思っていたのです。
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冗談ではなく、本当に存在するキムチ冷蔵庫
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個人的に大好きなかぶら大根のアルタリキムチ
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ところが先日、ヨーロッパにキムチをお土産として持って行くことになりました。まずお土産としてはどのキムチがオススメか、持って行くにはどうしたらいいのかを調べることからはじまりました。
コネストの記事でどんなキムチを買えば良さそうか確認。キムチは定期的にシオモニ(義母)から分けてもらえるので、マートで買ったこともないのです…。
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家庭でのキムチ作り
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古くなったキムチはキムチチゲに
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そして、実際の価格と持ち運び方法について「ロッテマート ソウル駅店」でチェック。キムチには賞味期限が書いておらず驚きました。製造年月日とその後ほぼ一ヶ月の流通可能期間しか書いてありません。
流通可能期間とは、マート等で販売できる期間のこと。キムチ売り場のおばさんによると、漬けたての浅漬け風が好きな人や、しっかり漬かった酸味があるのを好む人もいるし、保存方法によって味も変わるから、とのこと。
続いて持ち運び方法について質問してみると…ラップでぐるぐるにしてあげるからそのままスーツケースにいれたらいいよ!と。
行き先ヨーロッパだけど大丈夫?と聞くと私も持って行ったから大丈夫!と自信満々。
日本に住んでいたときには、シオモニから大きいタッパーをそのまま発泡スチロールに入れたものが航空便で届いていましたが。保冷剤等はいれなくても問題ないのですね!
行く日近くなったら買いにおいでよ~と言われ、売り場を後にしました。ところが、実際に買いに行ったのは天安(チョナン)の地元のemart(ロッテマートのおばさん、ごめんなさい)。
キムチ売り場のおばさんがアルバイトだったらしく、ラップでぐるぐるについては知らないようでした。サービスカウンターで責任者に連絡をとってもらい、本当にラップでぐるぐるに。
飛行機に乗る日まで冷蔵庫で寝かし、保冷バッグで二重にしてスーツケースに入れました。当日空港へのKTXで移動中、すごくキムチ臭がして漏れたのかと焦りましたが、前にいた夫婦のものでした…。
無事東欧に着いて、キムチを渡すことができてほっとしました。保冷バッグから出した途端キムチの匂いがし始めましたが、あれは馴染みのある人しかわからないものでしょうか。
ヨーロッパでもドイツなどでは日本食が手に入りやすいようですが、東欧では手に入りにくいそうで、漬物のようなものはとても喜ばれました。
またの機会があるかどうかはわかりませんが、次回はもっと効率的に準備して持って行ける!とあのキムチ売り場のおばさんのように、自信を持って言えるこの頃です。
編集部:ふぐやん