韓国の大型連休、秋夕(チュソク)前後は、地方への帰省でKTXの主要駅は大混雑。ですが2016年12月にSRTが開通し、ソウル駅の混雑は改善されたのかもしれません。
地方在住の私は、平日は毎日KTXを利用していますが、
江南(カンナム)方面に行くときはSRTがとても便利。天安牙山(チョナンアサン)駅からソウル駅までは約40分、天安牙山駅から水西駅までは約25分です。
ソウル駅や龍山(ヨンサン)駅とはまた違う雰囲気のSRTの出発駅、水西(スソ)駅についてご紹介しようと思います。
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地下1階インフォメーション側
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地下1階
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地下鉄からの連絡通路にある掲示板
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地下2階
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水西駅を初めて利用したときの印象は、なんだかおしゃれ!でした。
水西駅の特徴は、地下鉄からSRTに乗る場合、上下移動が少ないこと。乗り換え通路から乗り場まで、ほぼ水平移動で列車に乗れます。
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地下鉄駅からの連絡通路
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動く歩道の横には飲食店が
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連絡通路の端にはフォトゾーン
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SRT水西駅地下2階入口
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もちろん、地方から終着駅の水西駅に着いたときは、進行方向(1号車の方向)に歩いていけば上がったり下ったりすることなく地下鉄の連絡通路に出るので、移動が楽です。
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地下1階チケット売り場
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地下1階インフォメーションセンター
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地下2階チケット売り場
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地下2階インフォメーションセンター
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チケット売り場とインフォメーションセンターがそれぞれ地下1階と地下2階の2ヶ所にあります。地下2階だけを行き来すると、こぢんまりした駅という印象を受けますが、地下1階はとても広い空間です。
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地下2階からホーム直結
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地下1階からはエスカレーターで下ってホームへ
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SRTのホーム
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SRTの乗り口
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個人的に、SRTとKTXの最大の違いは、立ち席を販売していないことだと思っています。KTXは座席が完売すると、立ち席の販売をはじめますが、SRTは立ち席を販売しません。完全座席予約制です!
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SRTの車内
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テーブルに車内の案内図が
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そのため、SRTを予約していないけれど窓口で立ち席を購入すればいいか、と思って窓口に行ってみたらできないとわかり、ソウル駅へ向かってKTXで帰ったことがありました…。
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自由に弾けるピアノ
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夏の乗務員の制服はアロハシャツ?
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定期もKTXとは違って様々な決まりがあると聞いたことがあります。SRTの列車は開通前に試運転で一時KTXとして走っていただけに、実際にSRTとして走り出すと雰囲気も決まりも違うんだなとしみじみ感じます。
身近な方でSRTをよく利用するという話はまだ聞かないのですが、天安(チョナン)からSRTで子どもを盆唐(ブンダン)の塾に通わせるという、教育熱心な家庭があると聞いたことがあります。
これからもKTXとSRT、行く方向によって使い分けながら私のソウル通いは続きそうです。
編集部 ふぐやん