6月に私が引っ越したマゴク地区について、初めてお話させて頂いてから早いもので4ヵ月が経ちました。
第1弾、第2弾 をご覧になられてない方は以下よりご確認くださいませ。
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『第二の江南なるか?!「マゴク」の急成長を見守る日記』 第1弾
『第二の江南なるか?!「マゴク」の急成長を見守る日記』 第2弾
第1弾と第2弾ではマゴクの街が変化する様子を細かくお伝えしましたが、
この2か月、街の様子に変化が殆どなかったため、
街の様子に関しては今回は、自宅前のビル建設の進み具合のみ写真でお伝えしようと思います。
↑上が6月当時、下が11月の様子です。
5ヶ月経った今もまだ1階部分の工事には取り掛かっていません。
地下の工事にどれだけ時間を要するかが分かりますね。
↑左が6月当時、右が11月の様子です。
ビルの骨格がほぼ出来上がったことが分かります。
また、奥のビルは外観工事が終了し、内部工事を行なっていてます。
まだまだ「人が住む所」と言った雰囲気とは程遠いマゴクですが、
2017年末の空港鉄道駅、地下鉄9号線の急行(時期未定)開通を控え、日々開発されてゆくマゴク地区の今後に期待です!
街の様子はこのくらいにして、今回はかまぼっこが先日購入した
「超HOTなアイテム」
についてご紹介します。
韓国の冬がとても寒いことは皆さんご存知かと思います。
11月に入り、韓国は急激に気温が低下、先週は夜中に氷点下を記録した日もありました。
そんな冬を乗り越えるための韓国ならではの暖房システムがオンドル。
真冬でも部屋の中で半袖短パンで過ごせる程、室内を暖かくしてくれるオンドルですが、
このオンドルには致命的な短所があります。
それは
ガス代がものすごくかかる
こと。
広い家で一日中つけていたら、50万ウォン(日本円にして約45,000円)を超える請求書が来たなんて話も聞いたことがあります。
韓国では冬のガス代請求書のことを「가스요금 폭탄(ガスヨグム ポッタン・ガス代爆弾)」と表現するほどです。
これだけを見てもオンドルのガス代がいかに高いかがわかりますよね。
しかし、節約家のかまぼっこ。
ガス代は払いたくない!
かといって寒い中過ごすのも嫌!
通常ならどちらかを諦めるしかないこの選択。
でもそんなわがままな望みを叶えてくれるひみつ道具があったのです。
その名も「暖房テント」~
ドラ○もんのポッケから出てきてもおかしくなさそうなこの道具。
暖房テントとはなんぞや??
元々冬のキャンプ用に売られていたもので、
外から入ってくる冷たい外気を遮断すると同時に、テント内の熱気を外に逃がさない画期的なアイテム。
そんな暖房テントを室内で使うことが昨年より大流行しているんだとか(この使い方を一番初めに思いついた人すごい)。
韓国のインターネットショッピングモールで「난방텐트(ナンバンテントゥ・暖房テント)」と検索すると以下の通り
↓
様々なブランドから販売される暖房テントが表示されます。
その中でも一番人気は、暖房テント人気の火付け役ともなった「따수미(タスミ)」というブランドから出ているテント。
数ある暖房テントの中でも値段が安い上に機能性に優れているため「가성비(カソンビ)=コスパ」が抜群だそうです。
そんなこんなで来る冬に備え(もう来た)タスミの暖房テントを32,700ウォン(日本円で約3,000円)で注文。
翌日に到着、早速組み立てました。
こんな感じ
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うむ…。
薄っぺらいビニールで出来たごく普通のテント。
こんなもので本当に寒い冬を乗り切れるのだろうか…。
全く信用せずに迎えた初夜。
電気を消して暖房テントの中に入り、中からファスナーをジーっと閉めて横になりました。
キャンプに来たようなワクワク感は多少感じられたものの、暖かさは特に感じられず。
とんでもないものを買っちゃったなと後悔の念にかられなが眠りにつきました。
しかし、
夜中(3時くらい)に目が覚めた時、この暖房テントの凄さを知ることになりました。
その時の外の気温は氷点下2度。
いくら室内だとは言え暖房を一切つけずに、布団をかぶっているだけでは相当な寒さを感じる環境です。
ですが、寒さなど全く感じず、むしろ暑さで目が覚めたのです。
テントの中で全身にじわっと汗をかいていたかまぼっこは、
来ていたフリースを脱ぎ捨て、長袖のシャツ1枚で再度眠りにつきました。
その後、朝まで寒さを感じることは無く、ポカポカとした寝床を維持出来たことに驚かされるばかりです。
今後1月、2月に氷点下20 度とかまで下がる季節には、
「전기잔판 ( チョンギジャンパン・電気毛布 )」と組み合わせると良さそう。
とてつもない相乗効果を生み出しそうです。
以後、毎晩お世話になっている暖房テントですが、
10日ほど使ってみて感じた長所と短所をいくつか書きたいと思います。
長所
・なんといっても電気代をかけずに寒さをしのげる。
・中に照明や本などセッティングすると秘密基地のような雰囲気になってたまらない。(明かりを消してスマホを上に固定して映画を鑑賞してみたが相当興奮する)
・意外と違和感がないので、部屋の雰囲気とうまく調和させればインテリアにもなる。
短所
・周囲の様子が全く見えないので朝起きた時、瞬間的に方向感覚を失う。
・部屋が狭いと相当の圧迫感を感じる。
・テントから出た時ものすごくひんやりする。その温度差が風邪の原因になりそう。
短所もいくつかある暖房テントですが、本来の役割である防寒機能は完全に果たしているので合格です。
一昨年には全く無名だったこの暖房テントは昨年冬に爆発的に人気が出て、
今年は何とテレビCMまで登場したそうです。
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ただ残念なのは、この暖房テントがネットでしか購入できない点。
現在は韓国のネット通販での販売のみとなっています。
韓国のお土産としての購入は少し難しいですが、
韓国在住者の方や、こちらにお知り合いがおられる方は是非おすすめしたい商品です。
これは、あくまでもかまぼっこの予想ですが、TVCMまで放映している点を見ると、
この先、Eマートやホームプラス等の韓国大型マートでも取り扱われるようになるかもしれません♪