在韓日本人は、韓国に慣れてくると何かしら習い事をはじめると聞きますが…ご多分に洩れず、私も習い事にいくのが好きです。今回は、イギリス式テーブルコーディネート1日講座の様子をご紹介します。
昨年11月に「イギリス式アフタヌーンティ講座」、12月に「ワンランク上のクリスマステーブルとお料理」に参加しました。先輩奥さんから、日本でお勉強された韓国人の先生(イ・ヒョンジ先生)が、日本人向けのテーブルコーディネート講座をはじめられると聞いて、どんな講座か楽しみにしていました。今年春からの正式な講座開講に先駆けて、昨年は1日講座が2回開催。私はアフタヌーンティーが大好きなので、韓国でアフタヌーンティーが学べてとてもうれしかったです。しかも軽食がついてくる!!ってことはその場でアフタヌーンティーが頂けるということ!?と食いしん坊根性丸出しで参加しました。
イ・ヒョンジ先生のご自宅兼お教室は、
空港鉄道
A’
REX
の雲西(운서:ウンソ)駅が最寄です。ソウルの中心部から約1時間の距離で、遠足気分で電車に乗りました。駅からは車でお迎えにきてくださり(約10分)、お教室に着くと、お茶菓子でお出迎えしてくださいます。「イギリス式アフタヌーンティ講座」の日は私含め8人が参加していて、おいしいクッキーとお茶に、はじめての方とお会いする緊張もほぐれていきました。先生は日本での生活が長く日本語がお上手ですが、細かいニュアンスはアシスタントの日本人女性、千夏さんが手伝ってくださるので言葉も安心です。
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お教室となるお部屋にはたくさんのコーディネートアイテムが
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おいしいお茶菓子でほっこり
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自己紹介のあとは、いよいよ講座のはじまり。冊子を開いてアフタヌーンティーの歴史を学びます。そして、まずは先生が小さめのテーブルで説明しながら実践してくださいました。
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講座の冊子。アフタヌーンティーのはじまりって?
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ヒョンジ先生。まずはテーブルクロスの前にひくものが!
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そのあとは、2グループに分かれて、自分たちで実践!先生みたいなコーディネートをするにはどうしたらいいのかな?みんなで相談しながらあれこれ置いてみます。
これでいいのかな…と先生に見ていただくと、素敵に直してくださいました。先生は毎年東京で開催されるテーブルウェア・フェスティバルで賞を取ったこともある方、やはり全然違います~。
テーブルコーディネートが完成したら、サンドイッチやお菓子などもきれいに配置していきます。セッティングしながらどんどんお腹がへってくる…笑
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手前の紫のテーブルが先生のコーディネート見本
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大きいテーブルのセット用アイテム
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オーナメントを必ず置く理由は…?
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ナプキンのたたみかたや飾り方もテーブルごとに違います
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セッティングがすべて終わると、先生が紅茶をいれてくださり、楽しい軽食とおしゃべりの時間(講座自体は約2時間ほどで終了)。
軽食とはいっても、プレートのケーキやサンドイッチに加えて果物も準備してくださり、甘いものに目がない私でもとても食べきれない量でした!
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長テーブルのコーディネート
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丸テーブルのコーディネート
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韓国では茶葉から紅茶はなかなか飲めません…
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1回目が楽しかったので、2回目の「ワンランク上のクリスマステーブルとお料理」もすかさず参加。テーマは地中海でのバカンスクリスマス!そんなクリスマスを過ごしてみたい…。2回目参加の方も多く、大きなテーブルの方は少し難易度が上がっていました。
特に、テーブルに花を散らすという発想に驚きました。
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先生の見本コーディネート
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生徒用アイテム
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先生がなおしてくださっている途中のテーブル
この後ナプキンはグラスの中にセットされました
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地中海らしい、華やかなテーブル
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先生の手作りのお料理に舌鼓を打ちつつ、なごやかな時間を過ごしました。
テーブルコーディネートには、器やカトラリー、クロスやカラーコーディネートの知識に加え、フラワーアレンジメントや紅茶の入れ方、もちろん料理にも詳しくないと…とちょっと敷居が高いかなと感じていました。でも、
目の前で実践しながらのわかりやすい説明、さらに実習をさせてくださるので、なんだか自分でもできるのでは!?という気持ちがふくらんできます。
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チキンのソテーとトマトのマリネ
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日本のクリスマスのケーキといえば…韓国では手に入りにくいショートケーキも準備してくださいました
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後日、参加した方々の中にはご自宅でアフタヌーンパーティーを催された方も。私も家にあるもので何かできないかとクリスマスにテーブルコーディネートを実践してみました。家にはブランドもののセットはないですし、コーディネートの腕もまだまだですが…お客様をお迎えしたり、ちょっとおしゃれな時間を過ごしたいときには気合いをいれてがんばってみたいと思います!
下記はこれから開催予定の講座日程です。ご興味もたれた方は先生のアシスタント、千夏さん(010-8259-6686)までご連絡ください。
編集部:ふぐやん