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日韓市民100人!100日!ミュージカルに挑戦

投稿者:コネスト モナ / 2015-10-13

アンニョンハセヨ、はじめまして!
「君、おもしろいことやってるね」と声をかけられ、編集部日記を書くことになりましたコネストのモナです。


私、もともと「日韓」「日韓交流」とか聞くと、すぐ飛びついちゃう「日韓交流」フェチ!
韓国に染まり始めた大学生の頃からこれまで色々な日韓交流をやってきました。(フェチとか言うとなんか頭悪そうですが、実のある有意義な日韓交流フェチですよ~、もちろん(苦笑))


そして今回は、私、日韓市民100人ミュージカルに参加しました。


1965年に始まったアメリカの「Up With People」というプロジェクト(色々な国から集まった多様な市民が6ヶ月間様々な国を回りながら公演をするというプログラム)で多様な文化を理解し、ひとつになることをテーマに活動しているものです。その中で演じられていた演目の1つ「A common beat」が日本に持ち込まれ、日本で10年間市民ミュージカルとして演じられていました。日本では市民100人、100日練習して行なわれるミュージカルプログラムで、東京や関西、中部、福岡、東北など様々な地域で活動があります。


それが今回、初めて韓国で公演されることになったのでした。「A common beat」をアメリカから日本に持ち込み、総合演出をされている方が在日韓国人の方ということもあり、初開催の今年が日韓国交回復50周年ということもあり、本当に特別な思いがたくさん詰まったミュージカルプロジェクト。


まず「A common beat」がどんなストーリーなのかと言うと…


舞台で描かれる「世界」には、情熱の赤大陸、気品の緑大陸、神秘の黄色大陸、自由の青大陸と様々な文化を持つ4つの大陸がありました。人々は互いに他の大陸の存在を知らずに、独自の文化に根ざした彩り豊かな歌や踊りを楽しんでいました。


しかしあるとき、一人の少女が他の大陸の存在に気がついて言葉を超えた交流を始めます。
それが気に入らない権力者達は自分達の「正義」のため戦いを始めてしまう…


文化やバックグラウンドが違っても、私たち人間は理解し合い、共存することができるのでしょうか。私たちをつなぐひとつの鼓動、「A COMMON BEAT」を見つけることはできるのでしょうか。


世界には4つの大陸がありました。.jpg

ある日、一人の少女が他の大陸の存在に気づき、.jpg

人々は自分の大陸を守るために戦い始める.jpg

私たち人間は理解し合い、共存することができるのでしょうか。.jpg



と言った内容です。


日本人50人(過去コモンビート経験者)、韓国人50人の一般市民100人で90分のミュージカルを作り上げます。
私は個人的に元々ダンスやバレエを幼い頃からやっていたので、そこまで心配はなく「楽しそう!踊りたい!」という気持ちで参加しましたが、経験のない韓国側は歌も踊りも素人ばっかり!


「でもそんなの関係ねぇ~」泣いても笑っても、日韓両国ともに100人全員で練習出来るのが3回のみというスリリングで恐ろしいプログラム…(笑)


でも、これは私たちがいかに上手かを見せるものではありません。
100人それぞれのストーリがあって、100人100色、皆違って皆いい!全員主役のミュージカルなんです。


この「A commmon beat」というストーリー自体、私たち日韓市民が手を取り合って演じる演目として十分に意義のあるものでした。


また、このプログラムは単に練習するだけでなく、ワークショップも度々行ないます。
わたしが1番印象に残っているのは、8月15日に「戦争」について考えたワークショップ。


70年前に日韓市民が共に「戦争」について考える日がやってくるなんて想像できたでしょうか。
私たちが国や立場、色々なもの関係なしにただ1人の人間として、手を取りあって、笑いあって、涙しあう光景が想像できたでしょうか。


この時のワークショップは、本当に一瞬「ひとつ」になれたと感じました。


と、奇跡のような感動をワークショップをする度に体験・経験することができました。
そのような奇跡に出会える場所にいられたことをすごく嬉しく思うし、そこにいられること自体に感謝しました。


日韓合同練習が3回しかない不安はありましたが、毎回一緒に練習してきたのかと感じるほど、不思議と息が合っていたメンバーたち。
日韓メンバーは、なんだか遠距離恋愛をしている感じ。日本メンバーが頑張っているからと韓国側にも火がつき、日本側も韓国側の頑張りを見て刺激を受け、距離があるなかでお互いに意識しあう、離れすぎず近すぎず、ベストな関係。いま思い出しても不思議なほど息が合っていました。


私は韓国側のキャストとして参加しながら、些細な差異を感じながらも、それがまたおもしろくって、だから日韓交流=日韓の間にいるのが好きなんだな、と再確認できました。


今回、9/19のソウル公演・10/3の福岡公演ともに満員で、大成功!本当に幸せな時間になりました。


最後に日本側キャストキャプテンが福岡公演でしたアンコールでの挨拶を紹介します。
これ聞きながら、涙ぶあーーーってなったのは、秘密です…


========== ========== ========== ==========
本日は日韓ミュージカル公演にご来場いただき誠にありがとうございました!!
日本と韓国。「近くて遠い国」と言われます。
でも私たちは感じました!「近くて近い国」だと!!
違う、分かり合えない、遠い…と線を引いていたのは自分自身なんだと。


日本人市民50人、韓国人市民50人が一緒に作品を作る過程で、「違い」よりも共通点を探しました。
喜びも悲しみも一緒に分かち合いました。この体験が明るい未来を作り出す力になると信じています。


ウリヌン みんなでハナ(私たちの掛け声で、ウリヌン=私たち ハナ=韓国語でひとつ、日本語で花)
「わたしたちは皆でひとつ!」
この大切な気づきを生かして、コモンビートは新たな一歩を踏み出します。
カムサハムニダ!(本当にありがとうございました)

========== ========== ========== ==========

感動的な瞬間、忘れられない思い出を与えてくれ、素晴らしい人々と出会わせてくれた
このプログラムに感謝して、私は今日もデスクに向かいます。(笑)


では、皆さん、またどこかで。

ユニバーサルアートセンター.jpg

練習風景.jpeg

別のイベント.jpg

アチャサン駅にあるユニバーサルアートセンターでソウル公演を行ないました

練習風景:自分の大陸カラーに分かれて撮ってみました

私、次の日はこんなイベントに出演してました(体力の限界に挑戦)

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