明けましておめでとうございます!ついに年が明けて2008年に突入しましたね。本年も、コネストスタッフ一同、全身全霊を込めてがんばっていきますので、どうぞよろしくお願いします。
年が明け、日本は正月のめでたいムードたっぷりかと思いますが、韓国は旧正月で祝うため、年を明けてもあまり日常と変わらなく、なんだか心さびしい感でいっぱいです。
記者Y、1月1日はとくに計画もなく、1日中ヒッキー(引きこもり)という悲しい新年を迎えたのです。
そのうえ、半地下にある部屋のため、オンドル+ハロゲンヒーターをふたつ同時につけているにもかかわらず、室内温度は9度という寒さで、一人部屋でかじかんでおりました…ああ、今月の光熱費がこわい…。
ヒッキーのお供と言えば、テレビ!テレビも年明けのスペシャル番組でも放送してくれればいいのですが、普段とあまり変わりない番組ばかり…。
唯一違うと言えば、年末に立て続けに放送局ごとに行われる「演技大賞」(ドラマ部門)、「演芸大賞」(バラエティー、シトコム部門)が、再放送されているくらいでしょうか。
しかも、どの放送局でも同時間帯に再放送されるという、各放送局の熾烈な争いが新年早々起こっているのです…。
韓国では、年末になるとその年に活躍した俳優や作品を評価して授賞する、アカデミー賞のテレビ部門とでも言いますか、演技・演芸大賞が一斉に行われます。
人気スターになると毎日各局の授賞式に参加しては受賞するという大忙しの年末に。
2007年には5年ぶりにドラマ出演を果たしたヨン様が、負傷しているにも関わらず久しぶりにマスコミの前に姿を現するか否かで騒がれました。
記者Y、今回1日中いろんな局の授賞式を見て気付いたことがいくつかあります。
受賞者たちの感謝のコメントで、まず一声に出てくるのが「神様ありがとうございます。」、「仏様ありがとうございます。」という言葉。記者Yが見た限り、半分以上の俳優たちが、神様!仏様!と感謝の意を表していたんです。日本ではあまり聞くことのないコメントで、初めは「え?授賞式でそんなこと言うの?」と少し戸惑いましたが、これも宗教を信じる人が多い韓国ならではですよね。
神様!仏様!と叫んだあと、撮影中の苦労話やこれからの豊富などを語るかと思いきや、スタッフや共演者、マネージャー、所属事務所の社長、家族、友達などの名前を一人一人挙げて「支えてくれて、私を出演させてくれて、ありがとうございます。」と、一人ずつにメッセージを伝えかなり長〜いコメントを述べるんです。情の深い人をいたわる気持ちが強い韓国らしい光景だな〜と真剣に耳を傾けていた記者Yなのですが、コメントの最後に、「愛する○○、ありがとう。愛してるよ〜。」と、恋人の名前を挙げ同時に愛のメッセージも送る俳優たちが結構多いことにびっくり!
プライベートの色恋事情を赤裸々に告白する韓国にとっては、どうやら当たり前のよう。
相手が芸能人である場合でも、隠さずはっきりと恋人の名前を挙げ感謝の意を表すると共に愛のメッセージも伝えるという、なんとも美しくそして大胆な行為に、記者Yすっかり感心してしまいました。
おかげで、「え?この人たちつきあってたの!?」と、ワイドショーよりも正確な情報をキャッチでき、新年早々韓国芸能界の色恋事情に詳しくなった記者Yなのでした。
編集部:記者Y