雪やこんこん、アラレやこんこん〜♪ と、昨日、ソウルでは初雪が降り、ルンルン気分で歌をいたいところだが、ソウルの気温はぐっと下がり、寒い季節が苦手な記者Yは日に日に憂鬱になるばかり。今週は引き続き冷え込むようだ。ソウルへお越しの方は、がっしり暖かい防寒準備をお忘れなく!
さて、記者Yが花好きであることは、以前の編集部日記でお話したが、先週の土曜日にアフター5ならぬ、アフター6を楽しもうと、急ぎ足で花屋へ。
焼肉通りの中にぽつんとおしゃれに佇むこの花屋は、花の販売からフラワーアレンジメントの教室も行っていて、記者Yも先日教室の申し込みをしたのだ。
花と言えば、もっぱら自分で買って家の花瓶にさすだけ、もしくは花屋や道端に咲いてる花をただ眺めているだけ。花をいじったのは、大学時代に遊び程度にした生け花程度。のフラワーアレンジメント未経験の記者Y。
そのうえ、めっぽう手先が不器用でうまくできるか不安だったが、やる気だけは満々!
いざ、レッスンが始まり花を生けていくが、先生の説明どおりいかず、さらに一緒にレッスンを受けた生徒さんは、早いスピードでみるみるうちに形を作り出し、自分のできなさにしょぼーんとテンションダウン。
フラワーアレンジメントって、思ったよりむずかしい…と思い知った、“2○の夜”であった。
ただオアシスにさしていけばいいと思っていたが、生ける花の順番や形、バランスなど、いろいろ神経を使いながら、常に完成図を頭の中に入れて生けないと、キレイな花束は完成しないのだ。
先生が作った見本を見ながらどうにか完成したものの、見本とは比べ物にならないくらいの、乏しいできに改めて自分の不器用さにショックを受ける記者Y。
「初めての割には、バランスよくうまくできましたね。記者Yさんは、丁寧に細かいとこまで気を配って、上出来ですよ!」という先生のお言葉と、下手ながらもなんとか完成できたた自分への達成感で、少し目頭が熱くなり、先生のお世辞たっぷりながらも心温かい褒め言葉にすっかり上機嫌になった単純な記者Y。
この日生けた作品を両手で抱えながら(これがまた結構でかい)、バスに乗って帰路に着くが、周りからジロジロと見られ…少し恥ずかしくもあったが、初作品の割にはなかなか上出来じゃないかと、すっかり浮かれ気分に。
今では記者Yの大切な宝物第1号で、我が家で大切に飾られている。(花が枯れるまでの期間限定であるが…)
しかし、フラワーアレンジメントは生花を使って行うため、通おうと思うと結構出費がかさむのだ。毎週あるフラワーレッスンとなると、うん十万ウォンもして、乏しい新米記者のお財布からは到底払えないのが、悲しい現実なのであーる…。
編集部:記者Y