アンニョンハセヨ!ソウルはすっかり寒くなり、今朝なんて7.9度まで下がったそう。秋を通り越していきなり冬到来!?と、冬が苦手な記者Yは少し憂鬱気味…。ソウルにお越しの方は、朝晩と昼間の温度差が激しいので、暖かい服をお忘れなく!
寒くなると、あったか〜いお風呂にゆっくりつかって、体の芯からポカポカになりたい!と、ついお風呂文化の日本が恋しくなるものです。
各家庭に浴槽があり、毎日お風呂につかる人が多い日本と比べ、季節関係なしにシャワーで済ませ、週末になるとお風呂で日ごろの汚れをアカすりをして洗い流すのというが、韓国では一般的なよう。
お風呂屋へ行くと、親子同士や友達同士でアカをこすりあう光景をよく見かけるんです。
パワフルなアジュンマ(おばちゃん)になると、こすりすぎて全身真っ赤で・・見ているだけで痛々しくもありますが…
というのも、最近すっかり記者Yがはまっているのが、日本でも話題?の、銭湯+サウナが一緒になった“チムチルバン”。このチムチルバン、一見普通の銭湯かと思いきや、まるでテーマパークのような1日中楽しめる人気スポットなんです。
たいてい24時間あいているチムチルバンは、銭湯、韓国伝統サウナ汗蒸幕(ハンジュンマッ)や一般サウナ、休憩所、食堂、パソコンルームや漫画ルーム、映画鑑賞ルーム、中にはカラオケまで入っていて、1万ウォン前後で利用できるため、遊びに行く感覚で利用する人も多いんですよ。
日本でいうスーパー銭湯、健康ランドという感じでしょうか。
最近では、観光客の間でホテルに泊まらず、安くで泊まれるチムチルバンで寝る人も多いとか。
記者Yも、以前釜山に遊びに行ったときに、チムチルバンを宿として利用しました。
記者Y、どうしてもお湯につかりたい!+日ごろの疲れを取たい!と、一人でチムチルバンへ。(決して友達がいないわけではありません…)
ひと先ず、お風呂に入って汚れを流し、いざ汗を流しにサウナへ出陣です!
(ちなみにサウナや汗蒸幕は専用の服に着替えて、男女一緒に入ります。)
体を慣らせるために、まずは低温サウナでひと踏ん張り。友達同士で行くと、ぺちゃくちゃ話に花を咲かせあっという間に時間がたつのですが、一人で行くと熱いサウナの中で自分との勝負に。
記者Yは、家から持参した漫画本でなんとか乗り切り、無事成功!
べちょべちょに汗をかきながらも、出たいけど出れない葛藤がなんともクセになるんですよね。
ある程度体を慣らしたところで、本番の汗蒸幕へGO!
汗蒸幕は、チムチルバンごとに特徴があるのですが、記者Yお気に入りのチムチルバンは、黄土窯の炭焼きサウナ。
炭を焼いて黄土窯を温めるため、体にとってもよく、なおかつ汗をかき体の毒素を排出させるので一石二鳥!
こちらの汗蒸幕は、一般サウナより高温で、地面に座るのも熱くて我慢できないほどなんです。
その中で、じーっと座りながらポツポツと滴り落ちる、まさに努力の結晶ともいえる汗を眺めながら、自分とのとの戦いに勝った自分に心の中でガッツポーズを!なんとも言えない爽快感を噛み締め、日ごろ溜まったストレスもぱーっと飛んでいきます。
これ以来すっかりチムチルバンにはまり、四六時中頭の中はチムチルバンでいっぱいの記者Y。
今週末あたり、再びサウナで戦ってこようと計画中の記者Yですが、問題は一緒に行く人がいないこと…
と言うわけで、どなたか記者Yと共に、サウナで戦ってくれる方を募集します。この爽快感を一緒に味わいませんか?
編集部:記者Y