バスの女

元６号線の女、記者Ｋです。アンニョンハシムニカ？

地下鉄を乗りこなせば立派なソウルッ子だと思い今日まで生きてきましたが、
これからは「バスの女」になろうと思います。

ソウルの地下鉄、それはそれは便利です。
乗り換えだってスイスイ〜、地下鉄路線図はだいたい頭の中に入ってます。

でも最近、バスの楽しみを覚えてしまったのです。
バスは地下鉄よりも細かいところを走ります。
観光地でないところにも行くし、何よりも風景が見えるのが好きなんです。

ただ、韓国初心者の皆さんにはオススメするのは微妙なところ。
なんてたって“ダイナミック・コリア！”
運転は荒いし、バスは停留所にちゃんと止まらないし、
もちろん日本語や漢字の表示なんてありやしませんから。

私も韓国に来てしばらくは、怖くてバスに乗れませんでした。
それが今では「バスの女」ですからね〜。

バスに乗っているといろんな発見があります。
自分の住んでいるトンネ（地域）でさえロクに知らなかった私ですが、
バスに乗るようになってから地理感覚が少しずつ身についてきました。

「ほほ〜、この道はここに繋がっていたんだ！」とか
「地下鉄で行くと遠回りだけど、バスだと意外に近かったんだ！」などの
新発見もいろいろ。

そうなると新しい野望が芽生えるわけです。
家の前から行くあてもなく適当なバスに乗って、
知らない街で降りてみたい・・・

なんだか素敵な旅の始まりって感じがしませんか？
ダイナミックコリアのダイナミックツアー自作自演ってやつです。
もちろん一人で行くのがポイント！

次の休みが今から待ち遠しい限りです。

編集部：記者Ｋ