韓国では「クェムル(邦題:漢江の怪物)」という映画が大ヒット中。昨年公開の「王の男」が作った記録をどんどん塗り替え、国民の4人に1人が見たと言われてます。私は2作品とも見たけど、やっぱり「王の男」が好きだな〜。
実は私、サムルノリを少々やっております。「サムルノリって何じゃい?」と言われる方も多いでしょうが、韓国の伝統音楽である農楽(プンムルともいう)をベースとしたものです。
「サムル」とは「四物」と書き、4つの楽器で演奏することに由来しているそうですよ。ナンタ(NANTA)と言えば分かりやすいかな?
日本にいた頃から同好会に入ってやってたんですけど、韓国に来てからは知り合いの先生に教えてもらったりもしてます。上の写真は日本でお祭りをやった時のもの(私です・・)。韓国でも伝統芸能をやる若者というのは少ないらしく、「サムルノリやってる」と言っても反応はイマイチ・・・「何が面白いの?」って逆に韓国人の友達に聞かれたりします。そういう状況なので日本ではもっと認知度が低いわけです。
話は映画に戻って、「王の男」には農楽(プンムル)の場面がいくつか出てくるんです。ちなみに劇中でイ・ジュンギが叩いているのが「チャンゴ(チャング)」という楽器です。村人たちが入り乱れて楽しそうに踊るシーンが私は大好きです。
その「王の男」が12月に日本で公開されると言うではありませんか!私が密かに期待しているのが、波及効果による「サムルノリブーム」。韓流は芸能関係一色ですけど、また違う面から韓国の魅力を知ってもらえるいい機会になればと思います。ついでにうちの同好会にもイ・ジュンギのようなイケメンメンバーが入ればな〜なんて。
「クェムル」もいいけど「王の男」も要チェックですよ〜!韓国ではいたるところでサムルノリや農楽(プンムル)の公演をやってますので、一度生の演奏を見てほしいですね。(編集部:ミキ)