「なんかご飯シキリます?」
「そのページ、ポバった?」
コネストの日本人スタッフの間では、こんな感じの会話が日常的に飛び交っている。常日頃2つの言語を話しているため、日本語を話しているのに韓国語が混ざってしまうのだ。上記の例ではシキダ(注文する)とポッタ(印刷する)というのが韓国語にあたる。韓国語のほうがしっくりくる単語というものがあって、日本語で話していてもそのまま使ってしまうのだ。
しかし、こんな困った例もある。
「お客様、そのホテルはヨッチョがございませんが…」なんて聞こえてくるので、「いま浴槽がヨッチョになってたよ」とあとから言うと「えッ、ほんと?!」
…無意識だったというわけだ。
また最近は、コネストでは韓国語の「直訳」使いが流行っている。
「今日痛いから休みます」
「ありがとう。よく見ました」
などなど。ちょっとした言葉遊びである。
決して正しいことばの使い方ではないけれど、両方の言語をわかる者どうし特有の共有感が、ちょっぴり心地よかったりする。遥か昔の日本人たちもこんな風に、覚えた朝鮮語を日本語に混ぜて使っていたのかな。(編集部:mmkim)