先日コネストスタッフの1人が引越しをしたので、「チプトゥリ」をすることになった。「チプトゥリ」とは引越し祝いのこと。引越しした者が友人を新居に招いておもてなしする、というもの。
日本だとそういうものに招かれてしまったら「さて、何買っていこう」となるものだが、韓国では生活用品を贈ればいいので、とっても楽だ。トイレットペーパーや洗剤を大量に買って贈るのである。
なんと味気ない、しかし経済的かつ効率的な習慣であろうか。
贈るほうはいちいち相手の好みなどを考えなくてもいいし、もらうほうも、趣味じゃない食器や好きじゃない菓子折りなんかをもらうよりかはいい(?)はず。どちらにも負担がない。
こんな「花より団子」的な気取らないところも、韓国の好きな習慣のひとつだ。
引越ししたのは日本人スタッフだったものの、「ティッシュとかいらんから高価なもんくれ」という要望も無視、「ここは韓国式に」、と、トイレットペーパーを24ロール贈りつけた。
今回のチプトゥリのごちそうはお好み焼き。ひさしぶりに食べた純日本風お好み焼きはとってもおいしく、楽しいチプトゥリとなった。すっかり味をしめてしまい、誰かまた引越ししないかな〜、などと思っているmmkimであった。(編集部:mmkim)