俳優のパク・ヘイルが一般人の放送作家さんと結婚するそうだ。軽くショックである。ファン心理とは不思議なもので、自分の手に届く対象とはつゆほどにも思ってないだろうに、いざ好きな俳優が結婚するとなると、しかも相手が一般人ともなると、変に悔しいのは何故だろうか。
ともあれ、パク・ヘイルはワタクシ的には若手の中ではイチオシでお勧めしたい演技派俳優である。日本での知名度はまだほとんどないと思うが、「殺人の追憶」の美青年容疑者役、といえばわかる方もいらっしゃるだろう。韓国映画界の次世代を担うホープといってもいいのでは。
昨年は「恋愛の目的」という映画でナンパ男役を演じたのが、これがまた良かった!この映画を観て彼に好感を持たない人はいないんじゃないだろうか。
パク・ヘイル演じるナンパ教師がカン・ヘジョン演じる実習生をひたすら口説くという内容で、B級ラブコメなんだろうなあと思っていたら、これが期待以上だった。「一緒に寝ましょう」「クスリでもやってるんですか」「5秒だけ入れさせて」など、際どいセリフの掛け合いがかなり面白い。
韓国はこの手のラブコメが意外に面白かったりするので、日本で観れるようになったら、ぜひ手にとってほしい。
それにしてもどうも私の好きな俳優は、パク・ヘイル、チャ・スンウォン、チョン・ジュノと、「韓流ブーム」には縁のない俳優たちばっかり。
でも、いざ日本でブレイクしたりしちゃうと、それはそれでちょっとサミシイかもしれない。これも微妙なファン心理、というやつか。(編集部:mmkim)