週末にバタバタしていて今回の韓国旅行の記録を上げられませんでしたが今日もいくつか投稿させてもらいたいと思います。
私の今回の3泊4日の韓国旅行の旅のテーマは「おいしいヤンニョムケジャンをお店で探す!」というものでした。
もう本当にあの甘辛い味噌にからまった蟹肉が大好きで、家で一度自分で漬けようと思ったくらいです。断念しましたが・・w。
ロッテマートなどでもおいしいケジャンを買って帰ることはできますが、お店でもおいしいケジャンを出すところは絶対あるはずだ!と思って事前に韓国に今留学している、今回ずっと一緒にいた親友に調査をお願いしておきました。
自分でも事前に色々探したのですがやはりケジャンを専門でやっているお店って本当にないんですね。日本の検索では韓国のケジャンを食べさせるお店はほとんど出てきませんでした・・。インサドンにあるドバンは結構出てきますが、私は過去に何度か行ったことがあるので、それ以外のところに行きたかったのですが、それ以外には見当たらない状況でした。
結局友達が韓国のネットで調べてくれたのは、このソウル市内から遥か離れた、金浦空港近くのシンチョンキサ食堂と、ウルチロのチンゴゲの2箇所でした。
チンコゲはコネストさんでも紹介されていますが、一応私の旅の時間軸に沿って先にシンチョンキサ食堂を紹介します。
シンチョンキサ食堂は金浦空港よりもさらに5号線で奥に行ったバンファ駅と言うところにありました。一旦2日目以降の滞在先であるフレイザープレイスにチェックイン、荷物を置いて地下鉄を乗り換えておよそ1時間。それほど遠くには感じませんでした。
またもや事前にコネストさんの地図で調べて駅からの道のりをメモに書いていったのですが、私も友人も方向音痴なので最初は間違った方向へ進んでいました。やっぱり地図は印刷していくべきですね・・。
たまたま道を通ったお婆さんが私たちの会話から、途中に通る「三益アパート」という言葉を聞き取ってくれ、「三益アパートはあっちだよ」と途中まで一緒に連れて行ってくれました。
韓国の暖かさに触れた瞬間でした。おばあさんありがとう。おかげでそこからは迷わずにいけました。駅からお店まではソウル市内とはちょっとゆったりした雰囲気の大きな街路樹を通って、迷わずに行けば10分位だと思います。
シンチョンキサ食堂は、キサ食堂というのがタクシーの運転手さんたちがご飯を食べるところという意味の屋号で、私たちが行ったのは13時過ぎでしたがタクシーの運転手のアジョッシがたくさんいました。
ネットでの情報によるとここのおすすめはヤンニョムケジャン定食と、テジブルベックという一人前の豚肉を鍋で炒めて野菜に包んで頂く定食です。タクシーの運転手さんたちは皆この豚肉を召し上がっていました。
私たちはそれぞれを1人前ずつ注文しました。
ヤンニョムケジャン定食は、ご飯と簡単なおかず、あっさりとした味噌汁みたいなチゲ、それからヤンニョムケジャンがついてきます。ケジャンは遥々来た甲斐があって、すこーし辛めの味噌がプリッとした蟹にきちんと浸かっていて非常に美味でした。
少し悔しかったのはリフィル(お替り)ができなかったこと。遥々1時間かけてきたのに、量的に少し物足りない気がしました。
あとはケジャンは手がものすごく汚れると言うのも、難点ですね。だからといって食べるのをやめると言うことはないですがw。
私的にはあまり期待していなかったテジブルバック定食が、見た目とは裏腹(?)にこれまた素朴な韓国料理の味といった感じで、美味まではいきませんが好感の持てる味でした。自分たちでお肉をジュージューするのも、韓国っぽくて楽しかったです。
このお店でも見た目は全然美味しそうに見えないテジブルバックをジュージュー焼いてる動画を撮影してきたのでせっかくなのでアップロードします。
お店の方も親切なおばちゃんたちでした。私のような物好きでない限りわざわざ金浦空港の向こうまでケジャンを食べに行かれる方は少ないと思いますが、近くに行かれる用事(がある人はほとんどいなそうですが・・)のある方は一度行かれてみると良いと思います。