2016/10/02 金井山城 南門から、引き続き山道のルートで金井山城マウルへ向かいます。
金井山城 南門から「上鶴峰」へは、さらに険しい山道になります。
所々にある方角を示す標識を頼りに、どんどん進んでいくと、逆方向から来る地元登山者の方々が増えてきます。
どちらからともなく挨拶を交わす、ちょっとした交流ですが、言葉はなくとも何か共感できるような、ちょっと不思議な感覚がありました。
「上鶴峰」に差し掛かったとき、見晴らしのいい場所で休んでいたオジさんに
「どちらから来ましたか?」
と訊かれたので、
「日本から来ました。南門から登ってきました。」
と答えると、ちょっと驚いた様子でしたが、私がカメラを持っていたのが見えたのか、
「写真を撮ってあげましょうか?」
といわれたので、カメラを渡してお願いすると、
「どうせなら頂上に行かなきゃ
」
と岩の上にどんどん登っていきました。
急な展開に戸惑いましたが、お願いしてしまった手前、オジさんの後をついていきます。
岩の上から見る景色は絶景でしたが、立ち上がるのが難しいほど足場が危険な場所で、お尻がムズムズするような高さです。
オジさんからも「気をつけて
」と言われながら、岩の端に座ったところを写真に撮ってもらいました。
ドキドキの撮影でしたが、オジさんにお礼を言って別れ、第1望楼へ向かいます。
「第1望楼」への道は、分岐の標識が見当たらず、携帯電話のGPSを頼りに何とか見つけた細い道を通って、なんとかたどり着きました。
草木に覆われた「第1望楼」はちょっと神秘的な雰囲気があります。
さらに進んで、次の峰の「パリ峰」では、垂直に切り立った岩山の周囲に展望台が整備されており、西と東で印象の異なる景色が見えます。
他の峰でも同様ですが、岩山の頂上は遮るものがないので、視界いっぱいに雄大な景色が広がって本当に素晴らしいの一言。
「パリ峰」からは道が4方向に分岐しますが、金井山城マウルへは東側に降りる道を進みます。
【今回のルート】
金井山城 南門
~(1時間)~上鶴峰(상계봉)
~(20分)~第1望楼
~(30分)~パリ峰(파리봉)
~(40分)~金井山城マウル
合計:約2時間30分