総合掲示板

15.05.28 に同時ツアーに参加しました。午前にDMZをめぐり、午後はバスを乗り換え板門店(JSA)という行程でした。今回の同時ツアーには脱北者の方は同乗されてなかったのですが、午後のツアーバスに乗り換えた時は乗ってました。しかしその方はそこで下車されましたので脱北者の方の話を聞きたい方は板門店ツアーのみに参加されれば話が聞けていたようです。

行程ですが、臨津閣観光地では朝鮮戦争当時、銃弾を浴びた機関車などを見、DMZでは第3トンネルに入ります。これに関して他の方がおっしゃってるようにちょっとした運動です。トロッコには乗れません。大陸からの旅行者の方達で結構年配の方も黙々と歩いてましたので、足腰の具合が良くない人以外は頑張れると思いますよ。順路の足元には硬いスポンジの様な物を敷き詰めてますので案外歩きやすいが濡れています。ただ身長が178cmの私は何回も天井で頭を打ちましたので、頭上注意です。

その後、都羅展望台から北朝鮮の農地や市街地(と呼べるほどの町かな)？が見えたりと日本人にとっては非常に新鮮な光景が見れます。
展望台を後に、韓国最北端の国際駅都羅山駅に向かいます。ここではW500で入場券を購入するとホームに入れます。

そして臨津閣観光地に戻り、バスを乗り換えます。
しかしここまで案内してくれたガイドさん、めっちゃくちゃ日本語上手でした。DMZの映像館では人が多くて入場制限がかかりそうだったのですが、交渉してくれて何とか入れましたし非常に良くしてくれました。韓国語やツアー以外の事も色々質問して教えてもらいました。やはり韓国の事はNATIVE KOREANの方に聞くに限ります。バス乗り換えで時間が無く、SNSのIDを聞けなかった事が心残りです。

昼食後、いよいよ板門店です。
板門店ではブリーフィングで「死んでも文句言いません」的な文章にサインをし、いざテレビ等でよく見た場所へ。

初めて見た北朝鮮兵、本会議場、北朝鮮の建物。空気から何から生の体験は想像とは全く違いました。本会議場内では机の上の国連旗より奥は事実上北朝鮮ですので、一応北朝鮮に行った事になりますし。
撮影には色々制約があります。北朝鮮側を撮るのは良いが振り返って韓国側を撮るのはダメ。兵隊さんと撮るのはOK。でもサッサと撮らないと時間切れになります。会議場内での滞在時間は7分くらいでしょうか。服装もコネストさんの書いてる通りを守ればジーンズも大丈夫でした。

振り返って、行くまでは拉致されたらどないしょ？とか不安でしたが、韓国軍とアメリカ軍が守ってくれるので全く心配はいりませんでした。しかし休戦状態の国境地帯という特殊要因があるのは厳然たる事実ですのでディズニーランド感覚で行くような場所ではありません。
そうそう味わうことの出来ない経験と、戦争から幸せは絶対に生まれないと改めて考えさせられました。

お世話になった皆様、ありがとうございました。