韓国の、とくにソウル中心部の広場や公園には、唐突に海外の国名や都市名が付いたものがあります。陽川区木洞には「パリ公園」、私の住む麻浦区には「コスタリカ公園」がありますが、先週末に汝矣島(ヨイド)KBS近くで見かけたのは「アンカラ公園」です。
面積のわりに運動器具・球技用スペースや彫刻が多い・・・という以外は普通の公園なのですが、唯一「おや?」と思うのは、やや異国情緒を感じる2階建ての家です。近付いてみると「トルコ伝統ブドウ園住宅」と看板が出ており、近くには「1971年のソウル・アンカラ姉妹都市提携を記念し、1995年に建てられた」という主旨の韓・英2ヶ国語の札が立っていました。←韓国では、辺鄙な場所で「朝鮮戦争参戦トルコ旅団記念碑」など見かけることはありますが、アンカラがソウルの姉妹都市だったことは初めて知りました。
地下鉄9号線「セッカン」駅のすぐ近くにある公園です。近くに観光地はあまり無いのですが、汝矣島や漢江散歩のついでに休憩や筋肉増強も良いかもしれません。
※公園のすぐ横に、何か在外公館らしき建物があるので「トルコ大使館か?」と思ったのですが、どうやら全然関係ないインドネシアの大使館でした