仁寺洞「サムジキル」と似た品揃えながら、高級・高額志向で敷居が高いとか、いつ行っても客がいないとか囁かれる「仁寺洞マル」。最近は、雪だるまの人形や、露店などが出現して、ちょっと庶民的な雰囲気になっています。
露店は、ジャムの店と、雑貨と人形焼き風の菓子の店です。1ヶ月以上同じ場所にあるので、催事場ではなく常設売場かもしれません。
きのう、雑貨と焼き菓子の店をじっくり覗いてみました。菓子は10個3000ウォンとあります。ラブラブな写真が展示されていたので、男の子&女の子の顔型かと思いきや、ぜんぶ女の子の顔です。
とりあえず、10個買ってみました。輪郭にはみ出した部分(鋳造用語でいう『バリ』)があったり、髪のお団子部分が片方取れていたりと、形状の精度はイマイチですが
全体的にはカワイイ外観です。中身は小豆あんではなく、駅構内の「デリマンジュー」のようなカスタード風クリームで、それなりに美味でした。
なお、現在この仁寺洞マルでは「各売場で1万ウォン以上購入時にもらえるクーポンを持参すると、巨大綿菓子またはポップコーン(いずれも2000ウォン相当)を進呈」というイベント(2/6~2/28)を実施中とのことです。←もらっていないので、詳細は不明ですが。
古株の「サムジキル」も、1階中庭には「うんこパン&手頃価格の韓菓店」やジュースの露店、似顔絵描きコーナーなど、人が集まりやすい施設が入っていますが、アート志向でスタートした「仁寺洞マル」も、どうやら同じ方向にシフトチェンジしつつある気配です。