祭基洞の「東明人参」に寄ってみました。コネストや日本語の情報で「顔パック用漢方パウダーの店」という印象を持っていたのですが、前を通ってみると、パンチパーマ系の中高年女性客がひしめいていたのは、ナッツや参鶏湯材料など、食材コーナーのほうでした。
パウダーを買おうとしていたのを忘れ、思わず食材に向かいました。必ずしも韓国産というわけではなく、薬材や野菜系だと「中国」「ウズベキスタン」、ナッツ系だと「イラン」「米国」など、外国産のものも置いているようです。
国内産と外国産で明らかに外観が異なるものもありますが(見た限りでは甘草など)、乾燥ヨジュ(日本ではニガウリとかゴーヤーとか呼ばれるヘチマ状の瓜)などは、見比べてもシロウト目には違いが分からないのに、韓国産は「中国」の倍額です。が、さりげなく様子を窺っていると、高いほうを買っていく客もいたので、信用のある店なのでしょう。←健康系の食材なので、気分の問題かもしれませんが
韓国産だと、「国産」表記に「高敞」とか「聞慶」とか地名併記の商品もあります。「松の実(加平)国産100g 価格 6,000」を買ってみました。一度に大量に食べる食品ではない気はしつつも思わず食べ進んでしまう、香ばしい美味でした。
さて、この一帯では、あちこちの店で「ドクダミ」とか「緑豆」とか記載された暗褐色~黄土色の手製石鹸を売っています。 東明人参ではバラ型の「ドクダミ」でした。店員女性の「ああ、それね、良いですよ」というセールス色ゼロの素っ気ないコメントに惹かれ、1個購入(5000ウォン)。
使ってみると、石鹸の良い香りも、漢方臭もせず、泡立ちがスゴく良いわけでもありません。「バラ型である意味があるのか?」「というか、本当に良いのか?」と疑いましたが、洗顔後の肌はスッキリしつつもシットリ感があり、確かに良い感じでした。練ったり塗ったりのパックが面倒な方、石鹸もちょっとオススメです。