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近年、若者の間で「フライドポテトやチーズスティックを肴に、計量カップ入りの生ビールを飲む」スタイルのバーが人気です。店員は、全員20～30代くらいのTシャツ姿の男性というのが定番な気がします。ソウル中心部で有名なのは、景福宮近くの「熱情カムジャ（現：青年チャンサクン カムジャチッ）」です。

さて、最近（４月下旬ごろ）、わが家近くの「麻浦区庁駅」そばにも「ポテト、チーズスティックに計量カップ生ビールのTシャツ男性スタッフ酒場」が誕生しました。

「先生の日。恩師と一緒に撮った写真をUpするとポテトのサイズをアップグレード！」のFacebookイベントや、「６月４日は当店スタッフの人気投票日です」等の売場イベントなど、活動の雰囲気は若者向けで、実際、若いカップルや、サイダーとポテトを囲む高校生集団を多く見かけます。が、中高年グループや子連れ夫妻、小学生、老人など、客層は意外に広いようです。

盛況の理由の一つは、手頃な価格でしょう。
ポテトがM3000ウォン、L4500ウォン、XL6000ウォン（『ヤンニョム』は各サイズ＋500ウォン）。M、Lサイズにはソース1個、XLサイズには２個が無料で付きます。
モッツァレラチーズのスティックが7本5000ウォン、ビールは300mlが2000ウォン、500mlが3000ウォンです。
なお、「ヤンニョム」ポテトは、ヤンニョムチキンのようにタレでもかかっているのかと思いきや、オレンジ色がかった「スパイシー（キムチ・唐辛子系の辛さではない）」タイプでした。

何度か買ってみましたが、「感動の美味！」というより、かっぱえびせんやポテトチップのような「わりと普通ながら、やや中毒性のある美味」です。

平日も土日祝も昼12時～夜中２時と、けっこう長い営業時間で、今の季節は「歩道で外飲み」客も多く見られます。「チキン＆ビール」よりも軽く食べられる「ポテト＆ビール」、ワールドカップ競技場付近をお通りの際にはお試しを。