地下鉄「安国」駅に近い、現代建設の裏手にあるおにぎり専門店「利バッ」前を通った時、店の入口に貼られた写真に目が止まりました。
「蓮葉飯おにぎりセット 7500ウォン」・・・日本語です。何かの雑誌の紹介記事と思われますが、写真を見る限り、何だか「懐石」な雰囲気です。←というのは若干大げさですが
思わずドアを開けて「この写真の蓮葉飯セットを」と注文。
10人座ると超・満席になりそうな店内は「健康志向の女性」に好まれそうな雰囲気です。現に、2組いた先客は両方30代ぐらいの女性でした。
厨房や天井近くの棚には、たくさんの籠が積まれています。おにぎりやお弁当を入れるイメージでしょうか。
まず、女性店員が、卓上のポットに入った「そば茶」をいれてくれました。室温というか、冷たいとぬるいの中間の温度で、食前に飲むには、まあ良い感じです。
次に、彼女は電気ポットを何か操作してから「ミソスープ入り茶碗」を運んできました。粉トウガラシなどは入っておらず、日本の味噌汁風の味です。
その後、お盆に載ったセットが来ました。蓮葉飯+おにぎり+佃煮・浅漬け・キムチの小皿+柚子皮(たぶん)の煮付けが載った野菜サラダ という構成です。
蓮葉飯は栗とナツメと数種類の豆入りで、おにぎりには豆とエゴマのような葉が入っています。肉・魚類は入っていないようで、気分は精進料理です。箸が韓国の長い金属製ではなく、日本っぽい長さで木製なのも何だか落ち着きます。
2人いた女性店員がいずれもスリムで健康的な感じだったこともあり、「体に良いものを食べた」気分が味わえました。精進懐石風おにぎり、北村付近を散策される方はぜひご体験下さい