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洋菓子も好きだけど、韓国に来たらやっぱり「トッ（餅）」も･･･という方は多いでしょう。

テジョンの中心部にも「コンジパッチ」「公州トッチッ」や餅カフェ、全国チェーンの
有名店「빚은（ピジュン。大田市西区には2軒あります）」など、数々の餅店があります。

先日（11月中旬）の夕食後、この店「トッパン高句麗」の前を通りました。
普段なら何も考えず通過するところですが、店内で女性客が餅を数パック購入する姿を目撃。
さらに、別の初老女性が店内に入っていき、何かを数個買おうとしています。

観光客や外国人の多い地域では、餅店で餅を「数個」購入する人はよく見かけます。
が、当地では、餅は「結婚式や誕生日用に事前注文して取りに来る」のがメインです。
パン屋のように立ち寄る人たちを見て「もしかして、おいしいのかも」と入ってみました。

陳列の仕方を見るに、何だか洋菓子店やパン屋っぽい感じです。
が、並んでいる商品は正統派の餅でした。
夕方過ぎとあって、売り切れの品も目立ちましたが（原則、当日製造・当日
売り切りの店だそうです）「栄養餅（1個1000ウォン）」2個と、賞味期間の長い
薬菓（１個500ウォン）を購入。

栄養餅は、豆やカボチャなど、具材の食感が自然に生きた、上品かつ健康的な味わいでした。
薬菓は、薬菓らしくずっしりと甘いですが（裏面の『一個232kcal』という記載を見るとちょっと
ひるみますが）後味は爽やかです。

後で知ったところでは、オープンは2004年と結構新しいながらも、
「屯山洞（＝大田市中心部）で最も売れている店」「無添加＆ウェルビーイング」と評される
有名店だとのこと。
が、「このカボチャ飴、袋詰めで余ったのでどうぞ」とか
「外国語可能な店員？私（キム社長）が英語をごく少し･･･あ、こちらに写真入りの商品目録が」
とか、店員一同、静かで控えめな笑顔の対応でした。

日本語不可、英語もほとんど通じないと思われますが、パン屋のように商品名（韓国語ですが）と
価格を記載した小さな札が各商品近くにあるので、安心して買い物ができます。

多くの餅店同様、朝7時頃から営業しているようです。
夕方過ぎに行くと超人気アイテムは売り切れている可能性があります。
もしご訪問の際は、あまり遅くない時間をおすすめします。