きょうの昼、明洞で買い物中に「観光情報センター」に寄ってみました。平日でも周辺はわりと賑わっていましたが、センター内の客(というか、利用者)は2~3人でした。
観光資料を見ると「ネヴァダ」とか「ニイガタ」とか、韓国以外の国のものもあります。海外に行く韓国人利用者もいるのかもしれません。
韓国工芸品・土産物売場は「やや高めながら、わりと芸術的なもの」が多いようです。
ふと、朝鮮半島が描かれたハンカチを見ると、韓国東岸の海は「East Sea」、西側にある海は「West Sea」です。韓国語の「西海」が、英語では一般に「Yellow Sea(=黄海)」であることを考えると、ある意味、非常に韓国的なグッズといえます。
ハガキや韓服女性のカードは、価格のわりに、質もセンスも良い感じでした。
ソウルの各エリアや、韓国の地方都市の観光資料も沢山置いています。以前住んでいた大田広域市の資料はどんなものがあるかと「忠清南道」コーナーを見たら、ありませんでしたが
韓国料理に関する資料は、英語版しか無いものもありますが、種類豊富&カラー写真入りで面白そうです。
手が届かない高い所にも資料があったので、カウンターのスタッフ嬢に取ってもらおうと(私より背が高そうだったので)日本語で声をかけると、彼女は「にほんじんのかたですか。しょうしょうおまちください」と、窓口の奥にいた日本語嬢を呼んでくれました。
この資料は持ち帰ってよいのかと訊くと、日本語嬢はネイティブらしき日本語と日本的な丁重さで「はい、全て タダ でございます」「ごゆっくりどうぞ」と窓口に戻りました(奥で用事があったのだとは思いますが、コスメ店のように、彼女がずっと横にいたら気まずいので、良い気遣いだと思いました)。
貰った資料は、どれもわりと新鮮で面白いですが、秀逸なのは「DDP 東大門デザインプラザ&パークがお勧めする ソウルデザインスポット」です。初めて韓国に来る方はもちろん、かなりのソウル旅行リピーターやソウル住民も「これは行ってみたいかも」と思う場所(画廊、雑貨店、寺や教会、カフェなど多様)が簡潔に紹介されています。
「インターネット
の方が観光情報は新鮮だし」「特に用事がないし」・・・と素通りしていたセンターですが、手にとって見られる資料
もやはり良いものです。明洞に行かれる方、一度お立ち寄りを。